その1 買ってはいけない!『あんな英熟語集』
今回の改訂で、PRODIGY英語研究所で収集した最新7年分の入試英語や、現代英語のデータベースを、コンピュータを駆使して細かく分析してみると、驚くような事実がいろいろ判明した。有名な"あの"熟語集に載っているのに、ほとんど出現しない熟語、意味、用法や、逆に載っていないのに意外と数が多いものがいくつも見つかったのだ。システム英熟語 Ver. 2.0ではこのリサーチで得た最新のデータをもりこみ、収録熟語からその意味用法、例文、分類法まで徹底的に吟味しなおした。その結果、旧版とは比べものにならないほどのクオリティと情報量になっている。そのほんの一部を見てみよう。
☆出ないものはのせないー受験英語の常識のウソをあばく
今まで受験英語の常識のように思われていたのに、実際には驚くほど頻度が低い熟語が見つかった。次にあげるようなものは、あの有名な熟語集には収録されているが、入試対策としては記憶する価値がほとんどないので本書には収録しない。(カッコ内は入試データベースでの出現回数)
|
例 wide of the mark(0), in high spirits (1), feel for「〜に同情する」(2),
behind time (2),
in behalf of (2), be all thumbs (2), make a beeline for(2), (be) at one's
wits' end (3),
to the best of A's knowledge (3)… |
☆見逃さないぞ!重要熟語
次のものは、他の熟語集になくても覚える価値があるので『システム英熟語 Ver.2』には収録。
|
例 define A as B(194)→p.192 give A away(70)→p.32, go into A「Aになる」(35)→p.20,
get hold of A (27)→p.21, fall behind (26)→p.85 |
☆意味も頻度順!
熟語の意味もたんねんに調べた。意味の配列も原則として頻度で決めた。当たり前と思われるかもしれないが、英和辞典や英熟語集で、本当に意味まで頻度順になっている本は他に無いと思います。(そうだと書いている本は多いですがね…) |
例1 pick A up @車に乗せる(361例中192例)、A買う(15例)、B身につける(10例)
例2 at largeの「逃走中の」の意味は入試47例中3例のみなので「まれ」と表示→p.136
例3 make A upの最もよく出る意味は「A(割合など)を占める」。→p.53
例4 sum A upは68例すべてが「Aを要約する」で、「Aを合計する」はゼロなので載せない。
|
☆用法・構文・コロケーション(熟語と単語の結びつき)の特徴をリサーチ、その情報をきめ細かにもりこんだ。 |
例1 equip A with B→64例中60が受け身なのでA (be) equipped with Bの形でエントリー。→p.185
例2 for sureは否定文のknowを修飾する頻度が高い(73例38)ので例文はNobody knows
for sure…とした。
例3 no sooner … thanは50例のうちほとんど倒置→記事で指摘し、例文も倒置形
|